総務人事課がめざすのは、
気が利く縁の下の力持ち。
総務人事
管理部 次長 兼 総務人事課 課長
伊藤 優太
総務人事課がめざすのは、
気が利く縁の下の力持ち。
総務人事
管理部 次長 兼 総務人事課 課長
伊藤 優太
入社前に3社の業務を経験し、2022年2月に総務人事課に加わった伊藤さん。他社との比較も交えながら、コアミックスの総務人事の業務内容や、会社の魅力について語ってもらいました。
コアミックスを志望したきっかけ
コアミックスの総務人事課の仕事
前述の通り、社員にとっての“気が利く縁の下の力持ち”として各部署を支援することが、コアミックスの総務人事課の仕事です。社員には、それぞれの部署の仕事に専念してもらいたいので、その部署本来の業務から離れたことは総務人事が分担し、伴走していければと思っています。そのため通常業務をこなすだけではなく、各部署に話しかけたり、話しかけられたりしながら、自分たちに手伝えることは何かを日々考え、行動しています。たとえば、漫画編集部が作家を招いた懇親会を開く予定があれば、打ち合わせをし、会場や手土産の手配などこちらで引き受けられることを分担することもあります。
また、社員が働きやすい環境をつくっていくことも重要な仕事です。そのためにできること、たとえば労働規約や勤怠システムの見直し、オフィスの空間・設備の再検討といった大きなことから、備品のチェックと補充などのこまやかなことまで、総務人事課で対応しています。
それと、会社の中で総務は、社員が相談に来る場所です。それを考えると、総務には男性も女性もいたほうがよいですし、なるべく複数のメンバーがいたほうが社員にとってよいのではと思っています。「伊藤さんには言えないけれども、ほかの人になら」という人もいると思います。また、男性同士、あるいは女性同士だから相談できることもあるはずです。
そういった考えでいるため、基本的には出社して業務にあたります。けれども、テレワークやフレックス制を活用した柔軟な勤務も可能です。子育て中の女性社員も制度を利用しながら総務人事課で働いていますので、仕事と育児の両立ができる環境だと思います。
人事面の仕事は、新卒採用と中途採用が主な業務です。新卒採用は、おそらく業界で唯一、漫画編集職限定で募集しています。そこをもっとPRしつつ、適性のある人材を採ることに注力できたらと思います。ミスマッチを減らせるよう、編集部の全面協力のもと、職場体験も2024年卒から始めました。その参加者が採用試験を受けた事例もあります。コアミックスの漫画編集職を知ってもらう時間をかけられる職場体験は、新卒採用をするうえで有効とわかりました。
中途採用は、基本的には欠員が生じた際に行います。これまでは外部の人材紹介会社に依頼するのみでしたが、前年度からは自社メディアでの募集を始めました。コアミックスは出版社のため、インタビュー取材、原稿作成、写真撮影をする技術がブランディング部門にあります。そのため募集部門の社員インタビュー記事を作成してもらい、デジタル施策の推進部門と連携してSNSでのPRを行ないました。その結果、法務部門の正社員採用につながる事例が生まれました。後述しますが、これはコアミックスの社内の風通しがよいからこそ、すみやかに連携して実現できたことだと思っています。
最後にもう1点挙げると、将来の変化を見据えて情報収集をし、会社のよりよい姿を構想して、業務環境や制度の設計、規定の改訂に取り組んでいくことも、総務人事の仕事です。
コアミックスのよいところ
入社してわかったコアミックスの特長は、社内の風通しのよさです。各部署の距離が近く、垣根がありません。そのため部署を超えて協力し合える環境があります。これは大きな強みだと思います。
その背景に、全社員が参加するグループチャットで、頻繁に情報共有していることがあります。いまどの作品が売れているか、どんなイベントが予定されているのか、どのメディアでいつ会社が取り上げられるのかが誰でもわかります。情報が、関連する部署のみにとどまらず、誰にでもリアルタイムに入ってくることで、社員同士が一緒に動きやすい土壌ができているのではと感じています。
10時出社、18時終業と、多くの企業と比べ勤務時間が1時間短いことも、コアミックスのよいところです。それには、新しいアイディアを生むために調べたり、ヒントを得るために何かを見に行くことに時間を割いてほしい、という社長の堀江信彦の思いがあります。また、社員間のコミュニケーションも大事にしてほしいため、7時間は会社で話し合い、触発し合ってもらえたらと考えています。老舗の多い出版業界で、後発の会社としての弱みを社長が理解し、そこから上をめざしていくために社員一人ひとりが努力できるよう、勤務時間の点からも考慮していることは、すばらしいと思います。
あとは世の中の変化への対応が早いことです。たとえば、コロナウイルスが世界的に流行したとき、すぐにテレワークを導入して制度化されました。
ほかに、こまかいことかもしれませんが、無料のドリンクサーバがあることも長所です。社員同士がその前で顔を合わせ、雑談をしている姿を見ると、コミュニケーションのよいきっかけになっていると感じます。
総務人事課の課題
課題は、これまでの知見の共有です。総務人事課には現在4名が在籍しており、みな社歴が浅いです。過去の出来事を、必ずしも全員が体験して知っているわけではないため、出来事があるたびに前例を調べて共有するよう、よく話しています。
ほかには、変化の速さへの対応力も課題です。コアミックスは、新しいことを始めるときのスピードが早い会社です。前述のテレワーク導入に向けた動きもそうですが、変化についていく対応力が求められます。変化への対応といえば、総務人事関連の法律やルールは変化が早く、毎年のように変わります。一度おぼえた知識に引っ張られることのないよう、知識のアップデートを絶えず行う必要があります。
同じ部署のメンバーには、仕事の楽しさも厳しさも伝えていければと思っています。そのための前提として知っておかなければならない知識は学んでもらいますし、社員向けの発信に責任を持つために社会保険労務士に裏付けを取ることなど、地味ですが欠かせない手順を踏んでもらっています。
吉祥寺の魅力
吉祥寺で働いてわかったのは、ここには東京の都心部と郊外のよさが、ほどよく共存していること。都心部のようにさまざまな飲食店がひしめく一方、広大で緑豊かな井の頭公園があります。昼食時や休憩時、私を含め社員もよく訪れ、散歩や気分転換をしています。本社から歩いて1分ほどの場所に井の頭公園があることは、社員の心と体の健康を維持するうえで、大事な役割を果たしているのではと思います。
【雇用形態】:正社員(期間の定めなし、試用期間3ヶ月) 【職種】:総務人事 【業務内容】:採用業務、研修制度、評価制度、労務を中心に行い、総務業務として労働環境整備や資産管理、事務管理も行っていただきます。 【賃金】:想定年収:525万円~680万円 月給:373,000円~ ※固定残業手当20時間、役職手当、エンタメ手当含む 【勤務地】:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル 【休日休暇】:年間休日日数:127日(夏季休暇5日、年末年始含む)、完全週休2日制(土日) 【転勤】:当面無 【昇給】:年1回 【賞与】:年2回(個人・会社業績による) 【勤務形態】:フレックスタイム制 コアタイム:有 12:00~16:00、フレキシブルタイム:有 8:00~12:00、16:00~20:00 標準的な勤務時間帯:10:00~18:00 月平均残業時間は1か月20時間程度 休憩:60分 時間外労働:有 【その他】:年間有休休暇10日(入社初年度は入社月により変動あり、次年度より期初に20日付与)、慶弔休暇