エンタメが好きな法務志望者の方へ。
漫画出版社で一緒に作品を応援しませんか?
法務
法務部法務課 主任
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法務部法務課 主任
法科大学院(ロースクール)を卒業後、コアミックスの法務部門に入った内田。漫画が好きであり、かつ、著作権と関われる業務を志望していた内田が、入社3年目のいま感じる、出版社コアミックスの法務のやりがいやおもしろさとはーー。
コアミックスを志望したきっかけ
私は法科大学院を出て、新卒でコアミックスの法務課に入りました。もともと法学を学んだきっかけは、著作権への興味です。私は10代の頃から絵を描くことが好きで、pixivなどの投稿サイトに自作を載せていました。しかし、あるとき著作物の保護に関する情報に触れ、「自分で描いたものが著作権を侵害することはないだろうか?」と思うことがありました。ちょうど進路を選ぶタイミングでもあったため、著作権について大学で学ぼうと考えました。やがて法学部に進学し、卒業後は2年間法科大学院で学びました。
その後、著作権を中心に取り扱える環境をめざし、就職活動を始めました。しかし、自身でもある程度把握していましたが、法務の場合、取り扱う分野は会社ごとに異なっており、私が希望する著作権に関われる職場は多くはありませんでした。
それでも探すうち、出版社のコアミックスが法務職の募集をしていることを知りました。コアミックスについて調べてみると、『終末のワルキューレ』や『シティーハンター』『北斗の拳』といった有名作品を取り扱っていることがわかりました。
興味を持ち、社長のインタビュー記事や事業説明をウェブサイトで読んだところ、熊本に拠点をつくり、本格的に漫画家の育成に注力していることを知って、コアミックスはまだ誰も取り組んでいないことに意欲的にチャレンジする社風なのだろうと想像しました。興味が募った私は採用試験を受けてみようと思い、応募しました。
会社の雰囲気、吉祥寺の魅力
コアミックスは会社に活気があり、その雰囲気が私は好きです。私がいるフロアは、とてもにぎやかです。さまざまな部署が同じフロアなので、たくさんの話し合いが活発に、日常的に行われています。
また、社内には部活動があり、私は野球部に参加しています。他部署のメンバーと交流できる機会のため、ここでのコミュニケーションが実務面でのやりとりの円滑化にもつながっていると感じます。
会社が吉祥寺にあることも、私にはうれしいことです。都心部のような人混みがないため、落ち着いていて好きですね。おいしいレストランも多く、お昼ごはんを食べに行くことも楽しみの1つです。会社から歩いて1分の場所に井の頭公園があるため、休憩時に散策して、気分転換を図ることもあります。
そして、私がいちばん好きなコアミックスの特徴は、1日の就業時間が8時間ではなく、7時間であるところです。私の場合、短時間に集中して取り組むほうが成果があがるタイプのため、自分に合っていると感じます。それと、仕事が終わったあとの予定が立てやすいですね。プライベートの時間も大切にしています。残業は月に20時間ほどです。
また、フレックスタイムやテレワークは制度としてあり、同じ管理部門の方々も活用しています。私自身は住まいが近いこともあり、あまり利用していませんが、家族の用事があるときや体調不良の際は助かりました。
コアミックスの法務の仕事
新しい漫画連載が始まるときや、漫画から派生する映像や商品を実現するための契約書の作成が、現在の私の主な仕事です。よい企画やよい案件が作品や商品として成立するためには、契約書が必要です。そこに私たち法務担当が関わり、作品や商品が生まれるお手伝いをできることに、喜びとやりがいを感じます。
現在の私の仕事を言い換えますと、作品や作家、ひいてはコアミックスが不利益やリスクを被ることがないように、サポートすることだと思っています。会社の状況や希望に合わせた契約書の整備や、事業部を通した相手との交渉を通じて、法的なトラブルを未然に防ぐ役割を果たしています。
また、最近は契約数が増加傾向にあります。一般的にイメージされる漫画家さんとの契約はもちろんのこと、ライセンス契約や出版に関わる契約が大きな割合を占めています。他に海外での翻訳・出版案件も増えており、英文契約を担当することもあります。入社して3年目のいま、徐々に担当する業務の幅が増えてきています。これらの経験を通じて、自分自身の成長を実感できるのはうれしいです。
法務課にとって、法律の知識は重要です。しかし、それだけではなく、社内でのコミュニケーションを円滑にできることが求められます。契約書作成に向けた社内コミュニケーションが非常に多く、さまざまな部署との連携や情報共有が必要です。この点は、新たに募集する法務課の未来の仲間とともに、一緒に成長していければと思っています。