第3回「くまもと国際マンガCAMP」開催!

オンライン講義の様子。講師を務める熊本コアミックス代表の持田修一(中央)。

 

コアミックス主催の漫画賞「世界サイレントマンガオーディション」上位入賞者で構成されるマスタークラスを対象とした漫画講義、「くまもと国際マンガCAMP」。3回目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインライブ形式で実施しました(一部オフライン実施)。

YouTube配信の特性を活かし、視聴者からの質問にライブで対応。日本の漫画の描き方をオンライン講義で伝えるとともに、アーティスト育成に取り組むコアミックスの最新動向(アーティストビレッジ建設、歌劇団創立など)も、漫画家をめざす世界各地の参加者に紹介しました。

第1回、第2回「くまもと国際マンガCAMP」概要はこちら

 

【第3回開催概要】

会期●11月22日(日)~ 24日(火)

形式●オンライン(YouTubeライブ配信形式)、オフライン(熊本県高森町でのアクティビティー)

会場●高森町フォークスクール(〒869-1601 熊本県阿蘇郡高森町上色見 1390-1)

参加人数●66人

※コアミックス主催の漫画賞「世界サイレントマンガオーディション」のマスタークラス

講師●次原隆二、富沢順、持田修一

※敬称略

 

【11月22(日)日程】

3日間のライブ配信内容を案内。マスタークラスのメンバーを紹介しながら、日本デビューに繋げるための施設「アーティストビレッジ阿蘇096区」を紹介。

 

【11月23日(月)日程】

◾ 14時~16時:高森町アクティビティー(ハイキング、乗馬体験)

九州漫画賞受賞者と096k熊本歌劇団メンバーが参加した高森アクティビティー。イベントの写真と概要は、24日にくまもと国際マンガCAMP視聴者全員に紹介。

◾ 16時~20時:くまもと国際マンガCAMPオンラインイベント(漫画講義)

前日に続き、「アーティストビレッジ阿蘇096区」を紹介。写真を交え、より詳しく施設の目的と日本デビューに向けて開かれた可能性について説明。

 

◾ 18時~21時:グランピング & 星空観賞

高森町役場が準備したイベント。イベントの写真と概要は、24日にくまもと国際マンガCAMP視聴者全員に紹介。

【11月24日(火)日程】

◾13時40分~15時30分:インバウンドミーティング 

会場:熊本県立高森高等学校 (〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森1557)

海外からの訪問者に高森町の魅力を紹介し、交流を通じてこの地の自然環境を愛する心を育み、異文化への理解を促進することを目的とした会。海外代表はコアミックスのエンリコ・クローチェと通訳者ジェイソン・モーガンさん(オンライン講座通訳)。

高校生が準備した7つの質問(学校で観光的な英会話クラスがあれば通いたいか、高森町にしかない魅力的な点は何か、など)に対する受け答えののち、フリーディスカッション。

インバウンドミーティング。コアミックスからはイタリア出身のエンリコ・クローチェが参加(後列左)。

 

 

◾ 16時~20時:くまもと国際マンガCAMPオンラインイベント(漫画講義)

事前にマスタークラスから集めた質問に、次原隆二・富沢順両講師がビデオメッセージで回答。また、マスタークラスが応募した、高森の観光資源(観光施設・食・文化・風景など)をテーマにしたイラストレーションの審査結果発表。

 

【第3回総括】

コアミックス主催の漫画賞「世界サイレントマンガオーディション」上位入賞者で構成されるマスタークラスを対象としたクローズのイベントながら、YouTubeライブ配信は世界中の漫画家志望者1,200人以上が視聴。常時意欲的なコメントが飛び交うなど、コロナ禍というデメリットから新たな可能性を多く感じることができたイベントになりました。

今後はこのイベントの経験を活かし、熊本を拠点にさまざまなライブ配信を行い、世界中の才能の発掘と育成に役立てたいと思っています。

 

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